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巣/人生の意味/植毛

短歌について/その他サブカル色々/男、派遣社員、23/うたのわで斧寺0

シンジケート感想56・57

春雷よ 「自分で脱ぐ」とふりかぶるシャツの内なる腕の十字

 

 春雷は春の雷、寒冷前線の通過に伴うことが多い。ふりかぶるは手に持ったものを頭の上に勢いよく振り上げること、剣を持った漫画のキャラクター、野球のピッチャーなど。

 『内なる腕の十字』は腕をあげると袖がずり落ち、腕の十字が見えた、ということか。服で隠れている部分が見える、というのはやや特別な体験だが、いまから『「自分で脱ぐ」』といったところであるから希少性は落ちる。

 『春雷』、というか、それに伴う雨によって服がぬれたところなのだろう、それで服を脱ごう、自分でやれる、というシーン。

 『「自分で脱ぐ」』と言っているのがどんな人か、腕に十字をつけている人、タトゥーなのか、傷痕なのか、恋人?

 

ウーン

 

 

 

酢になったテーブルワイン飲み干せば確信犯の眼差し宿る

 

 ワインの味が落ちて酸っぱくなることを「酢になる」というらしい。時間を置きすぎたために起きるようだ。

 『確信犯の眼差し』とは、『ワイン』を『酢』にしてしまったことについて言っていることか。眼差し、少し前の短歌では平仮名だったのにここでは漢字、『確信犯』『宿る』にはさまれているからか。あ