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手紙魔まみ13・14

天才的手書き表札貼り付けてニンニク餃子を攻める夏の夜

 

 引っ越し後、表札を貼り、料理に取り掛かっているという様子。『ニンニク餃子』に関して、食べている最中だとも考えられるが、後の首を見ると料理中だとみるのが正しいように思える(二つ次、次回)。表札を自画自賛する様子は、新天地の新しい人間関係の構築にあたって、自分を美化しながらやっていこうという意識の表れだろうか。

 『夏の夜』と夏であることをはっきり示していて、表題とも一致する。春の時期はほぼ季節描写がなく終わったように見えるが、冬は始めから思い出話だったのか、春の時期は周りのことに追われて季節を感じる暇がなかったのか。春は割とさっさと過ぎてしまうところがあり、そういった表現としてだったのかもしれない。

 

現実、まだ五月ですが30度を超えて真夏日になった場所もあるようですね。

 

「季節」「自己美化」「引っ越し」

 

「妹のゆゆ、カーテンのキャロライン、なべつかみの久保、どうぞよろしく」

 

 近所挨拶のような表現だが、『カーテン』や『なべつかみ』にまで挨拶をしている。前回から一貫しつづけている自分を彩ろうとする姿勢の表れとしての表現のように見える。近所挨拶の形式をとっているが、室内で使う道具を紹介するところを見ると「部屋」「住居」を擬人化しての一人芝居なのかもしれない。

 『カーテンのキャロライン』は派手すぎる見栄がカーテンの選択にも表れたのでは、という印象。カーテンは外からでも見える室内道具である。『なべつかみの久保』は極端な卑下によってオチをつけようという意識からではあるが、なべつかみにも名前を付けてこだわるような神経質さが表れているように見える。

 

「近所挨拶」「美化」「こだわり」