シンジケート感想157・158
糊色の空ゆれやまず枝先に水を包んで光る柿の実
人間や動物がおらず、風景と植物の描写のみ。空でも眺めたいような気持ちなのだろう。
『糊色の空』は曇り空について指しているのだろう。『水を包んで光る柿の実』という視点が独特。
手をつなぎ眠る風の夜卓上に十徳ナイフの刃はひらかれて
例え凶器が近くにあっても落ち着いて一緒に寝られる間柄、という関係性についての首。『開かれて』は敢えてスリルを楽しもうとしようとする姿勢の表れなのだろうか。
糊色の空ゆれやまず枝先に水を包んで光る柿の実
人間や動物がおらず、風景と植物の描写のみ。空でも眺めたいような気持ちなのだろう。
『糊色の空』は曇り空について指しているのだろう。『水を包んで光る柿の実』という視点が独特。
手をつなぎ眠る風の夜卓上に十徳ナイフの刃はひらかれて
例え凶器が近くにあっても落ち着いて一緒に寝られる間柄、という関係性についての首。『開かれて』は敢えてスリルを楽しもうとしようとする姿勢の表れなのだろうか。