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手紙魔まみ感想131・132

十月よ。ブラッドベリに日本のつけもの(tsukemono)たちを送ってあげる

 

 

 ブラッドベリは人名。アメリカのSF作家が有名人にいるらしい。

 日本+海外という方向からの目線。十月という季節の指定にも注目すべきか、一番近い季節感が明白な単語は『夏みかん』のように見え、タイトルの『夏の引っ越し』から季節が移っている。

 外人と交流、約束がある、彼に親切を為している、が内容。暗に人脈や余裕をアピールすることを目的とした表現のように思わされる。フェイスブックで海でバーベキューするアレ的な、インターネットマウンティングとでもいうようなあれだ。

 もちろん明らかに嘘であって、そうした嘘をついて見栄を張りたいという気持ちを表明しているのだなあという所がこの短歌への感想。

 

「海外の友人という見栄」

 

 

 

 

目の前に海がひろがるテラスにて花とお刺身のごはんをどうぞ

 

 日本、海外風、ぜいたくといったモチーフは前歌と共通のイメージ。固有名詞のない分露骨さが少ない気もする。誰かをもてなしている。『テラス』の具体性と『花』の抽象性がイメージを半端にする。牡丹の花が乗った刺身皿を連想するが、特定はできない。『お刺身のごはん』といった言い方が奇妙に丁寧というか、違和感があるというか、正式には「お食事」あたりの方が正しいと思われ、この奇妙さが狙われて生み出されているのだろう。そこ以外は、旅館紹介宣伝番組などのようだ。

 

「宣伝」「違和感」「接待」