巣/人生の意味/植毛

短歌が好き/その他サブカル色々/男、ほぼ学生、誕生年1994/利己翔とも/ツイッター https://twitter.com/kakeruuriko?lang=ja

創造の改稿(1/2)

はじめに神は天と地とを創造された。神はふたりに言った。

「この世界を任せよう。力を合わせて、ここを素晴らしいもので満たしなさい」

そして、力として2つのものを与える準備があると言った。即ち、知恵と生命である。話し合って天が知恵、地が生命を扱うと取り決められた。神が去ると、二人は分担して彼らの仕事を果たそうとした。天は飛び上がって言った。

「光あれ」

知恵なる声が効力を発揮し、輝いて周囲が照らされた。天が下を見ると、地は己の身体を引き裂いて水を湧き出させていた。大地の全てを覆うまで、かの者は絶えず血を流さなければならない。

地が見えなくなるまで昇ると、天は自分の仕事に取りかかった。最初に作った、最も大きくて熱と力を伴った光を太陽と呼んで、決められた時間で動くことを定めた。太陽が大地を照らし出す時を昼、太陽が働かない暗がりの時間を夜とすると、夜にもまたわずかな光を星として並べ、時や方向、季節の標になるようにその配置を整えた。

仕事を済ませると、天は元のところまで降った。地は陰で休んでいた。天が尋ねると地は仕事ぶりを次の様に話した。十分に水を流して傷を塞ぐと、陸と海を分け、草木を生やし、種々の生き物を住まわせた。即ち、空には鳥を、海には魚を、野には獣を住まわせた、ということだった。天はそれを聞くと、自分の為したことを地に話した。彼らは互いにそれらの成功に満足した。

最後に、天と地は力を合わせて似せものの神を創造した。つまり、地がその形へあつらえた土に天が息を吹き込むことで生ける者としたのだ。それが最初の人である。天と地は彼のため、最も良い土地に食べられる実のなる全ての木を生やしてそこに住まわせた。また、最初に神に与えられた知恵と生命を大樹へと翻訳し、園の中央に置いた後、次のことを言った。

「この二つの樹が、われわれとお前の結ぶ契約の印である。これらが損なわれない限り、われわれはお前の望みを叶えるから、お前は約束を守って、命じられる仕事を果たしなさい」

最初の仕事として、人は空と海と野の全ての生き物を分類して名付けることを命じられた。それを終えると、彼は報酬に自分のつがいを望んだ。天と地はそれを聞き届け、人の寝ている間に彼の肋骨を抜き取り、それを材料に一人の女を作って彼の所へ行かせた。それで、彼らはつがいで暮らすようになった。ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。