巣/人生の意味/植毛

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手紙魔まみ感想237・238

札幌局ラジオバイトの辻くんを映し続ける銀盆を抱く

 

 結びの『抱く』が印象的で、全体をやさしみで纏めている。『辻くん』という人物に触れつつも深入りすることはない感があり、『映し続ける銀盆』を媒介としていること、人物説明が淡々とした役柄であることなどが印象づける。

 

「やさしみ」「あっさり」

 

 

くぐり抜ける速さでのびるジャングルジム、白、青、白、青、ごくまれに赤

 

 永遠に抜けられない『ジャングルジム』。『白、青』より『赤』の法がジャングルジムの色としては確かに珍しいかもしれない。赤は血の色など、2つよりも刺激的な色である。白青はジャングルジムの色として一般的な気がするし、空の色などさわやかみがある。

 永遠に抜けられない、は「繰り返し」であり、『白、青』といった「さわやか」学理返される。そう見ればどちらかというと不気味方面の短歌であるといえる。『赤』という反射的にはグロテスクに見えるものが「さわやかの繰り返し」からの脱却点になっている。

 

「繰り返し」「不気味」