手紙魔まみ感想205・206
最終章だから絶対に完走しようぜって感じです。
手紙魔まみ、ウエイトレス魂
お客様のなかにウエイトレスはいませんか。って非常事態宣言
ウエイトレスは店員側で、バイトで補給できて価値が大きくはない存在で、医者のように歌中的な呼ばれ方はしないんだということに寂しみがあって、この歌ができるという風に見えた。音と意味がずれて切れることも非現実性の表れのよう。
「非現実」「ドラマっぽい」
お気に入りの帽子かぶれば人呼んでアールヌーボー給食当番
アールヌーボーは19世紀末からの新しい芸術を志す美術運動のことらしい。
給食帽をかぶらないから斬新な給食当番だなあ、という意味での『アールヌーボー』だろう。『給食』があるような小学生は実際だとそんな言葉知らないだろうし、勝手な帽子をかぶる勇気はないだろうし、という実現しない理由が前歌と比べて現実的でそれゆえのむなしさを醸し出し、体言止めな高らかな宣言も安っぽくなる。
「実現しない」