手紙魔まみ感想157・158
久しぶりに書いたら自然に異常に攻撃的な調子になりましたが、おそらく親しみの表現であって、けなして貶めたいということが本心ではきっとありません。僕はあなたたちのことが大好きなんです。
IT’S ALMOSUT SIMOKAWASAN SEASON (もうすぐ下川さんの季節です)
変わり目、境界ということで気持ちを入れているのかもしれない。手紙の書きだしのようでいて、わからせる気のない個人名を投げつけてくる様子は理解を拒否して内向きになっている無気力な若者らしさを感じる。セリフ化すれば「お前にはわからんだろうが自分的には何かしら変わりつつあるんだよ」という所だろうか。内容がないからと言って英語で引き延ばすことを試すことも、どこか呆けているような感覚を受ける。手紙の体をとりつつ拒絶してみせるのは小賢しい。
「境界」「内向き」「拒絶」
このシャツを着ているときはなぜだろういつでも向かい風の気がする
『なぜだろう』って共感させたいわけでもないくせにわざとらしく疑問形で尋ねやがっている。『「この」シャツ』という代名詞も曖昧であり、初見者が知るはずのないことを代名詞にごまかさせて、一方的だ。理解させる気がない。
なんかつらい『気がする』、気のせいかもしれないけれど……という煮え切らず構ってもらいたがりのような態度でイライラさせてくる、シャツが原因ならそんなもの着なければいいのに責任をどこかに擦り付けたいだけだろうが理屈屋が!という感想だろうか。
『気がする』