巣/人生の意味/植毛

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手紙魔まみ感想125・126

ハイジャック犯を愛した人質の少女の爪のマニキュアの色

 

 ストックホルム症候群らしき少女の『爪のマニキュアの色』で終わっている。マニキュアの色がどうだから何なのかもわからない。なぜそこにスポットを当てたのかもわからないが、ケバケバして尖っていて怖いという感覚がマニキュア、ハイジャックの間で類似している。自体が切迫しているので『色』くらいしか見られる余裕がないことがあるのかもしれない。非常事態は大変。

 

「非常事態」「色」

 

 

オーロラをみながら苔をたべましょう MとHがここにいること

 

 まみとほむほむのことだろうか。新婚旅行編がクライマックスしているのかもしれない。人間の存在は実際大変なことですからね。まみとほむほむは存在していることが別の場所で明言されているけど実際結婚しないので新婚旅行ではないしオーロラを見には行かないから、そこは嘘なので『ここにいる』はフィクションですよねってなるし、コケを食おうとする奇人も実在しないし、話しかけるという事象もないのだろう。「しょう」あたりの口語っぽさは実在性に貢献している。

 

「ここ」「実在」