まぼろしの父を想いて羚羊の純白の胸にむけるリモコン
羚羊はオリックス、ヌー、カモシカなどの総称。ここではカモシカか。
『想いて』は父にリモコンをいじる癖があったのか、羚羊に父が似ていたのか。羚羊が珍しい生き物であることと『まぼろし』がかかっている?
「父の思い出」
金色の水泳帽がこの水のどこかにあると指さした夏
ありえなさそうなものを「探せ」と言わんばかりの『夏』。動作しているのが『夏』だが、太陽やその他自然によって、そのようなことを示されているように感じているということだろうか。色が鍵になっている点で前歌と共通点がある。
「存在しない物」「自然」