巣/人生の意味/植毛

短歌について/その他サブカル色々/男、無職、誕生年1994/うたのわで斧寺0

ラインマーカーズ感想96・97

妹のイニシャル入りのバファリンを噛み砕く、うウ、をレのよりキくッ

 

 後半部で急激に変化が起こり、ひらがなとカタカナの混在する奇妙な表記になる。句点や促音によって、切れ切れに言っているように見える。『バファリン』は通常は解熱鎮痛剤であるが、ここではドラックを示しているのかもしれない。『噛み砕く』などから見てもその方が辻褄があう。

 『妹のイニシャル入り』は「イ」の音が多い。ドラックをするなどの無謀な行為をとるとき、周囲の人間のことは面倒であることが多く、家族は特に大きいだろう、といった視点もある。

 

 「ドラック」「狂人」

 

 

 

生まれたての仔猫の青い目の中でぴちぴち跳ねている寄生虫

 

 前歌とつながっていて、幻覚を見ているのではという解釈を持った。

 解釈なしでは、『生まれたての仔猫』『ぴちぴち跳ねて』といったかわいらしいワードと『目の中』『寄生虫』のグロテスクさのギャップが良さにつながっているように思われる。『生まれたて』という無垢な状態がすでに寄生虫で汚されているという点。

 

 「かわいい」「グロテスク」