ラインマーカーズ感想94・95
夕闇に溶けゆく ネーブル・オレンジと蠅をみていたあのまなざしは
ネーブルオレンジはオレンジの一種。国内でも生産が盛ん。果頂部にへそのようなくぼみがあることが由来。旬は3月から4月。
行動のようなものが『みていた』くらいで、『まなざし』と二十二強調するようになっている。しかも、『あの』とあることから作中主体はさらにこの『まなざし』を眺めていたようであるということになる。
『ネーブル・オレンジと蠅』はよくわからない、夏っぽい?『夕闇に溶けゆく』さらに腐る。
「視線」「夏」
都庁窓拭き人がこぼしたコンタクトレンズで首は切断された
突然の『首は切断された』で終わる。その前部分も全体的に整合性が無いようになっていて、『都庁窓拭き人』からおかしく、コンタクトレンズをこぼす、という表現、それで首が切れる、全ておかしい。そういう歌。あくまでずれの連続ということではある。
「違和感」「死」