シンジケート感想36・37
胸に掌の形の汗をブラインドに切り刻まれた光の中で
汗を拭いているということは緊迫していた状況がひと段落したという場面なのだろうか。『光の中で』は詩的表現としてありふれているともいえるが、その前の『ブラインドに切り刻まれた』が個性的。『光の中で』に対抗して客観性を出す、部屋の中といった場所や太陽が明るい時間帯であるといった情報源にもなっている。
忘れたいことを忘れろアルファベットクッキー池のアヒルに投げて
アルファベットクッキーは、アルファベットの形をしたクッキー。文字型のものを投げるという行為が忘れるということと共通性があるように思ってしている、ということか。
ひと段落あったので最悪でも週五、できれば毎日何かしら書く。