巣/人生の意味/植毛

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たんか

短歌というか夢野久作の猟奇歌にはまったので少し考えました。

 一行で書いたほうがカッコいいということを見たので修正しました。

 

 

 

 

 

 

 

事故に遭い死んだところで目が覚めた憧れながら朝飯を食う 

 

お芝居しようボク殺人鬼キミは姫そしたら突然核ミサイル

 

鏡に映るわかったようなウザイ顔キレて煙草の火を押し付けた

 

死にたくて試しにサイコロ振ってみたヨン、ヨン、ゴ、ヨン昼飯を抜いた

 

明るく狭い部屋の中喋る箱と二人きり寂しくなんかないってば

 

本当にワタシがわたしであったのか心配になって電話をかけた

 

道行く人がコートで隠した背中には何でも喰らう化け物の口

 

はさみ取り見せびらかして笑う男に野菜を切りながら女が微笑んでいる

 

田舎の夜うるさいカエルを黙らせないのは皆カエルになりたいからさ

 

クビと片手の薬指のナイ少年が 射精した

 

このコップ落とせばガシャンと壊れるなそうあの時のあなたのように

 

拾い上げグシャグシャにして穴開けてバラしたけれど物言わぬ落ち葉

 

 

足枷をつけてくれよと懇願するケースの獣を眺める子供

 

アリの巣に水責めをするガキを見てむかつき歩道へ車ぶち込む

 

あの娘の骨はどんな音を出すかしら巡らせながら玩具を叩く

 

牙生やし光線放ちガスマスクそれでも未だ恐ろしい世界

 

飴玉を噛まないままで飲み込んだ彼女の顔はどんなだったか

 

芋虫が醜いので池に落とした

見ろ美しい蜘蛛は水面を歩いているぞ